ご心配、ご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
* 55名入院中の精神療養病棟で1/20に最初の発熱者が現れ、1/21に抗原検査で入院患者4名の陽性が確認されました。
* 1/21に院内感染対策会議を開催。当該病棟患者は病棟から出ない。当該病棟職員も、病院入り口や更衣室などの動線も含め、他の病院職員との接触を完全に遮断しました。医師1名を病棟担当として、外来など他の業務を外しました。他の医師は急変時等を除き当該病棟に入らないようにしました。
* その後も陽性者が増え、現時点で、入院患者が49名と、他病棟からの応援も含め病棟職員15名が陽性となっています。
* 当該病棟では2/6の陽性者が最後で、以後、陽性者は出ておりません。
* 当該病棟患者49名のうち36名が治癒、2名が転院。職員の陽性者は全て回復して復帰しています
他部署で、職員の陽性者が4名出て、2名は回復、2名は休職中です。いずれも家庭内感染と思われ、その部署で院内感染は起こっておりません。
* 1/28早朝には、急性期病棟の看護職員が自宅で発熱し、検査で陽性となりました。同日より、新規入院の受け入れを停止。その後急性期病棟で感染者が現れず、新規入院受け入れは再開しています。
* 他の3部署でも、それぞれ1名の陽性者が出ましたが、いずれの部署でも他の感染者は出ていません。
今回のクラスター発生では、行政(県・北九州市保健所)にご支援・ご指導を頂いております。
北九州市医師会を通じて、平尾台病院(やまびこ学園)さんには人的ご支援を頂きました。
新規入院受け入れ停止中に、輪番制の当番病院が回ってきました。県精神科病院協会を通じて南ヶ丘病院さんに当番を引き受けていただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
松尾病院長 松尾典夫
北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページはこちら
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