
そもそも高齢化社会に対応するため作った制度を、そのまま障害者施策に持ち込むというデタラメな話がまかり通っていた、それを改めると言うことです。ようやく行政も当たり前のことに気がついたようです。
でも具体的にどうなるのか、『期待を裏切る厚労省』のことですから・・・。でも、本当は「今度こそはきっと厚労省は」といつもひそかに期待しているのです。1回くらいは期待を裏切らないことがあってほしいものです。
精神障害者が社会で幸せに暮らすには、もちろん衣食住などの生活障害がある場合、施設などの箱物や生活のサポートも重要です。しかし一番改善しないといけないのは、障害者の権利擁護、中でも、社会の偏見をなくすことが必要だと私は感じています。周りの社会に、病気や障害に対する理解がなく、偏見がある社会で暮らすことは、とても厳しいことだと思うのですが・・・
いったいどんな見直しになるのでしょうか
2月の病院の実績ですが、入院が27名、退院が23名でした。外来にまったく初めて受診した新患の方は19名、そのほかに再来新患が4名でした。
松尾典夫
北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページはこちら