うつ病や精神科の病気・患者様について

2008年05月20日

■■■■■■精神科の患者さんの多くは心やさしい人々

 精神科の病気と聞くと、何か恐ろしいような、絶望的なもののような先入観を、多くの方々がお持ちなのではないでしょうか。 特に、佐賀のバスジャック事件や、大阪の池田小学校事件などの報道を見ると、とんでもない病気のように思われる方も多いのではないのでしょうか。

 しかし、あの事件について、本当に犯人が精神科の病気だったのかどうかはわかりませんし、精神科の病院や診療所に行かれたことのある方は御存知の事と思いますが、多くの患者様たちは、心やさしい方々です。


■■■■■■増えている精神科の病気、特にうつ病

 精神科外来の病気の中で一番多いのは、いわゆる『うつ』を主な症状とする病気です。

 世界保健機構(who)の予測でも、2010年には、『広い意味でのうつ病』がガンや心臓病などを含めたすべての病気の中で、世界で2番目に多い病気になると予想されています。

 精神科の病気は決して、特別な病気でもなんでもないのです。しかも、最近では以前の薬と比べて、副作用の少ない、とてものみやすいお薬が出来ていて、お薬をのみながら普通に暮らしておられる方も少なからず居られます。

気軽に精神科の医療機関を受診してみたらいかがでしょうか。


■■■■■■心療内科や、他の科では見てもらえないのですか?

 本当に、単なるうつ病であれば、死にたくてたまらない時期を除き、心療内科などでも治療できます。心身症などは、心療内科の方が専門といえます。しかし、うつを起こす病気や精神面 に原因があって身体に症状の出る病気はほかにもたくさんあって、本当にうつ病や心身症かをきちんと調べる必要があります。そのためには、一度は精神科の受診をお勧めします。


北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページはこちら

松尾典夫 | コラム・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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