病院医療における中国リスク

2020年01月31日

中国の武漢にて、コロナウイルスによる新型肺炎が発生し、全世界に広まる勢いです。中国の発表が当初と今では全然違ってきてます。「かつてと違って経済的にも科学的にも発展してきているので、サーズの時のような情報隠蔽はないだろう」と期待したのですが、「やはり中国は中国なんだ」と再認識させられました。過剰に反応するのもどうかと思いますが、やはり新型肺炎は院内感染などの問題が出てくるであろうため、病院にとってもリスクです。

それとは別に、今では、国際的に中国に頼らないといけない面はあるようで、薬剤も製造・販売が始まって暫く時が経つと、その薬剤の『原末』が中国で製造されるようになるようです。安くできるからなのでしょう。その原末を輸入して、国内のメーカーが薬剤を製造している場合があるようです。突然、その原末が中國から入って来なくなり、薬剤が日本で製造できなくなることが実際に起こっています。
嚥下性肺炎の第一選択抗菌薬だと思っていたスルバクタム・アンピシリン(先発品はユナシン)が使えなくなり、正しいのかどうかはわかりませんが、ピペラシリン・タゾバクタム(先発品はゾシン)で代用していたところ、それも入って来なくなりました。その前によく使われていたセフトリアキソン(先発品はロセフィン)は、効果ががいまいちですし、誤嚥性肺炎を発症した患者さんの抗菌剤治療はどうしたらよいのでしょうか。他にも表在性皮膚感染症には第一選択のセファゾリン(先発品はセファメジン)も徐々に入手が難しくなっており、大変です。どうかすると、割安な後発品(ジェネリック)が手に入らなくなり、先発品だけが一時的に入手可能という場合もあります。
こういう時に、厚労省が対策を考えてくれないと、現場ではどうにもならない状況です。​
 松尾典夫

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日本人が足りない

2019年09月10日

日本では労働力不足が深刻です。こうなることは少なくとも30年以上前から予測されていたはずです。ですが結局政治は何の対策も打ち出しませんでした。このままでは業績に関係なく人が集められずに、清算せざるを得ない企業が出てくることが懸念されます。「グローバルな企業」は人件費の安い人が多くいるところに拠点を移せばよいのでしょうが、医療・介護などのサービス業はそう簡単ではありません。
年金も、そのうち現役世代1.2人で、1人の年金受給者を支えないといけなくなるそうです。そんなことができるわけがない。とにかく日本人を増やさないと、この国に未来はないように思います。
最近、政府は外国人労働者を受け入れるための制度を作りつつありますが、それでは解決にはなりません。もっとも根本的な解決策は、若い人たちが「子供をたくさん作りたい」と考え実行できる、金銭的にも心身の面でも困らない環境づくりでしょうが、その「根本的な解決策」は今すぐ取り掛かっても間に合いません。こんなことを言うと怒り出す人たちが多くいることと思いますが、私は、「優秀な人材」を移民として受け入れ、『日本人』を増やしていくしかないと思っています。
松尾典夫

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恥ずかしいことに

2018年03月04日

救急入院料病棟施設基準取得の件ですが、私が要件の一つを勘違いしていて、今回取得できませんでした。不徳の致すところです。昨年の暮れまでは、必ず取得できると確信していたのですが・・・

要件の一つが数件足りないだけなので、引き続き取得に向けて努力したいと思います。平成30年4月の診療報酬改定で、救急入院料病棟の基準が難しくなったようですが、その点は現状のままでも何とかなりそうです。出来るだけ早めに取得できると良いのですが。

松尾典夫

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精神科救急入院料病棟

2017年11月13日

地域医療に貢献するために、そして精神科の病院として存続するために、精神科救急医療を行うこととして、(精神科)応急入院指定病院の指定を受けたのが、平成28年の1月1日でした。

ようやく精神科救急入院料病棟の指定される基準を超えたので、届け出が出せそうです。

一緒に働いていただけるスタッフを募集します。私たちの病院は働き甲斐があって、臨床力がつく病院だと思っています。指定医を取得したい先生には、症例は豊富です。

現在、育児中や高齢以外の常勤医には、平均月3回の平日当直をしてもらっているのですが、医師数を増やしてとりあえず月2回程度に当直を減らしたいと思っています。

精神科医師だけでなく、内科医師も募集しています。

治療で症状が落ち着いた救急患者を退院につなげるには、精神保健福祉士の力が必要です。元々当院は精神保健福祉士が少なめで、昨年増員しましたが、まだ足りません。

救急入院料病棟とは直接関係ありませんが、当院では薬剤師も募集しております。


松尾典夫

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同窓会

2017年10月22日

昨日、北九州小倉で、兵庫医大の同窓会福岡県支部の第1回総会がありました。大分県支部は、すでに何回か開催されていたようで、大分県支部との合同の会でもありました。地元医師会での講演会が終わってから、そちらの懇親会は欠席して参加しました。ちなみにこの講演会は充実した内容でした。

同窓会には恩師の藤田幸久先生が来られていて、兵庫医大〜兵庫医療大学あわせて45年間勤務されていたとのことで、しかしお変わりない姿を見てびっくりしました。また、緑樹会(大学全体の同窓会)会長の石蔵先生にも来ていただき、最近の大学の状況についてもハード面からソフト面まで詳しくご紹介がありました。

懐かしい顔もありましたが、近くに開業している同窓の先生がいらっしゃることも知りませんでした。福岡県には卒業生が二十数名居られるようで、若い先生方からの「なぜ今まで」という感想に、卒業が古い私は、後輩の先生方に申し訳ないという思いになりました。

今、とても忙しくしていて、産業医大内科の研修医の時にある病棟医長から「倒れるまでの辛抱よ」と言われたことを思い出すような生活を送っています。ブログもご無沙汰していましたが、今回の支部発足についても、後輩の先生方がすべてセットアップして下さいました。少し時間が出来るようになったなら、お手伝いをしたいなと思っています。

松尾典夫

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