消費税増税

2013年09月18日

本当に消費税が増税となるようです
病院は、患者さんからは消費税を頂けず、しかし薬剤や医療機器、消耗品を購入したり設備投資した場合、消費税は支払わなければいけません。頭の痛い問題です。
今度の増税は、『税と社会保障の一体改革』と銘うって、増税分は『社会保障の財源』にするとなっていたはずなのに、いつの間にか『景気刺激に充てる』と話が変わってきているようです。
たとえ社会保障の財源になっても、まあ、病院まで回ってくることはない。病院が患者さんを診て得られる『診療報酬』の増額の財源とはならず、主には年金の財源になるはずでしたから・・・
しかし、やはり社会保障のための財源であるべきです。患者さんの中には年金や生活保護で生活している方もいて、徐々に年金や生活保護費の額が下がっていると聞きます。アベノミクスによって物価が上昇傾向にあるわけですから、深刻です。
最初の話通り、増税分は社会保障費に回すべきではないのでしょうか。




病院 北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページ
院長 松尾典夫 | 福岡 | 院長ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年もよろしくお願いします

2013年01月03日

しばらくブログをお休みしていました。申し訳ありません。その間に、世の中で、いろんなことが起こりました。ロンドン五輪や、政権交代や選挙(日本だけでなく、米国・中国・韓国でも)や、了解不能なミサイル発射などなど、いろんなことが起こっています。私にとって昨年は良いとは言えない一年でした。昨年1月に父が、5月に母が亡くなりました。それに加えて私自身が左アキレス腱付着部周囲炎になって、一時的に松葉杖や車いすを使用したり、左の肩を強く打って、肩が全く上がらなくなったり、まあ、とんでもない一年でした。昨年は今後の精神科医療にとって、大きく動き出した一年でした。まだ具体的に始まったものは現時点ではないのですが、いろいろな計画が立てられつつあります。@『精神疾患』がそれまでの厚労省の『医療計画』に組み入れられ、4疾病5事業に精神疾患が加わり5疾病5事業となったことです。精神疾患以外の4疾病というのは、がん・糖尿病・脳血管障害・急性心筋梗塞です。要するに4疾病というのは死亡する率が高い疾患に対する医療計画だったのですが、その中に、精神疾患というひとくくりで入ったということです。精神疾患の中には、統合失調症、感情病(躁うつ病やうつ病など)、認知症、その他神経症や様々な疾患があるわけです。今のところさしあたり自殺とうつ病の問題、認知症の問題、精神科救急の問題が大きく取り上げられるようです。A精神保健福祉法の改正が行われるに当たり、非自発的入院(具体的には医療保護入院)についての検討・見直しがされています。精神保健福祉法で言う保護者の義務が重すぎるという議論は以前からあったのですが、どうなるのでしょう。自分で心の病気だと認識できない人にも十分な医療を提供できるのかどうかという問題です。Bさらに「精神医療の質と向上」の件です。これまでの低医療費政策を見直そうというのはよいことですが、入院3か月以内の患者、1年以内の患者、重度かつ慢性の患者と「社会的入院」の患者に分け、手厚い医療にしようということらしいです。それはよいことなのですが、医師の地域による偏在や診療科による偏在、若い先生方の開業志向を考えたとき、地域によっては精神医療が持つのかという懸念もあります。これからいろいろ変わっていくのでしょうが、心の病気を患われた方・その家族にとって、十分な医療を得て、暮らしやすく、生きて行きやすくなることを願っています。一番の問題は社会の病気に対する偏見なのですが、これまでも、今度も、そこの話はサラッとしか触れられていないことも問題だと思います。最後に今年も松尾病院は、自らのできる範囲で上質な精神科医療を提供し、地域に役立ちたいと考えています。今年はどんな一年になるのでしょうか。松尾典夫

病院 北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページ
院長 松尾典夫 | 福岡 ☁ | 院長ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5疾病5事業

2011年07月09日

これまで医療法第30条の4第2項に、4疾病5事業の規定がありました。4疾病5事業については、『医療計画に明示し、医療連携体制を構築』となっています。
がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病がこれまで4疾患だったのですが、精神疾患が加わって、5疾患となることが正式に決定されました。
この件については、若干の不安があるので、日本精神科病院協会の代議員会でも執行部に対して質問しました。
診療科としての精神科は、これまで厚労省の中で、他の診療科が『医療』の管轄であるのに精神科だけが『障害福祉』の管轄で、何かやりきれなかったのですが、これで、他の診療科の医療と同等の位置になるのなら、そのことはgoodです。
しかし精神科には、守らなければいけない、『健常者に比べて生きていくことが少し難しい患者さんたち』がいるのです。問題は、これから都道府県で策定されるという『地域医療計画』です。
帳尻あわせでなく、障害や疾患を持っている患者さんが、今より幸せになる計画になるように、しっかり見張っていく必要があります。他の4疾患のように、『医療難民〜介護難民を作ってはいけません。今よりも患者さんが不幸になる計画であれば、闘っていくしかないと決意を新たにしています。

松尾典夫

病院 北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページ
院長 松尾典夫 | 福岡 ☁ | 院長ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

組織のトップ

2011年07月08日

今、日本政府のトップについて、いろいろの議論が起こっています。トップの責任の取り方について、私も考えさせられています。
ところで、某プロスポーツチームの会長が、今期の成績不振を問題にし、「誰が、どうしてこんなにしたのか。ちゃんと解明する」と発言したそうです。億万長者が、自分のポケットマネーでチームを持っているならともかく、企業のトップが言うことでしょうか。
まず、企業のトップとして、自らの企業運営がうまくいかなかった責任についてファンにお詫びした上で、原因究明・再発防止を約束するのが本当ではないでしょうか。
これではそのチームが強くなるはずがありません。私も同じようなことをしていないかなあ・・・、気をつけようと思っています。

松尾典夫

病院 北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページ
院長 松尾典夫 | 福岡 ☁ | 院長ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第450回北九州精神科集談会

2011年06月15日

2011年6月7日、第450回北九州精神科集談会がありました。450回という歴史に感銘を受けます。
北九州精神科集談会が始まった頃は、北九州地区に大学医学部がなく、新幹線も高速道路もなかった時代、一番近かった九大医学部に行くのも、かなり時間を要していた時代でした。さらに精神科医も少なくて、どの病院も1〜2名の医師で診療していた時代でした。そういう状況の中、各病院の先生方が、各病院を回ってそこの患者さんをみんなで診ようということで始まった会だと聞いています。
現在では北九州市医師会精神科医会が主催して、日本全国の優れた先生を特別講演にお招きして、みんなで勉強する会となっています。世話人として実務を取り仕切っていただいている K先生には頭が下がります。特別講演をしていただく先生は、産業医大教授の中村先生からご紹介を受けています。第450回は、埼玉医大国際医療センター精神腫瘍科の大西秀樹先生でした。とても勉強になりました。
集談会には特別講演の前座として、一般講演があります。いつもは若くて活きのよい先生が発表するのですが、今回は年配の私が前座としてお話しました。ちょうど450回という区切りの会に当たってしまい、パワーポイントに悪戦苦闘しながら、何とか終わりました。ほっとしています。

松尾典夫

病院 北九州市小倉南区の精神科・内科:松尾病院のホームページ
院長 松尾典夫 | 福岡 | 院長ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近の記事
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。